一度派遣社員になり長く働いていると・・
なかなか正社員には戻れないものです。
このブログの管理人マコは派遣歴20年以上になりますが、何度か安定を求めて正社員になったことがあります。
今回は派遣社員から抜け出せない方に!
もう派遣をやめて正社員になりたいけど、いつから転職すればいいの?
派遣から正社員へ転職活動するうえで、まず重要になるのがスケジュール感になります。
今回は転職スケジュールを決めるために2つの重要なことを語ります。
なぜ派遣社員から抜け出せないのか?
派遣で仕事をするようになるには、人それぞれ理由があるものです。
◇就職活動がうなくいかなかった・・
◇転職活動の間で派遣をやっている
◇突然会社をやめることになった
◇結婚・出産をしたから
そして多くの派遣社員のなかには、本当は「正社員」として働きたいと思っている方がいらっしゃると思います。
ではなぜ一度派遣で働くとそこから抜け出せないのか??
それは社会問題になっている非正規雇用の問題でもあり、個人的な理由でもあるでしょう。
私が感じる理由のひとつに派遣の「契約期間」に原因があると考えます。
長期の派遣社員になると、年4回の3ヵ月更新が繰り返し行われます。
その契約更新の意思確認(更新する?しない?)が約2か月前から始まるため、もう契約更新?という感覚になります。
つまり年中契約更新することに追い立てられているため、次の仕事のことを考える余裕がもてなくなってしまいます。
よっぽどの意思(転職するぞ!)がなければ、「契約更新をしない」という選択が出来ずらい環境でもあります。
そのため、なかなか派遣社員から抜け出せないのも、そんな派遣会社の闇のシステムが原因であると考えます。
派遣からの転職スケジュールとは
さて契約更新に追い立てられている中で、どうやって転職スケジュールを立てればいいのか?
転職活動をする前に2つのことを決定しましょう!
それぞれ解説します。
- 転職活動期間を決めること
- 仕事と両立するの?しないの?
転職活動期間を決める
まず第一に転職活動期間を決めること。
例えば3ヶ月、6ヶ月・・・
なるべく明確な転職活動期間を決めましょう。
なぜなら期間を決めないと、今度は転職活動から抜けられない負のスパイラルに陥ってしまうからです。
一度期間を決めて、その期間内に決まらなかったら派遣やアルバイトに戻り仕切り直しすべきです。
仕事と両立する?しない?
第二に転職活動をするために、仕事(就業中に)をしながら探すのか?
もしくは一度辞めてから転職活動するか?を決めます。
それぞれのメリット・デメリットを解説します。
仕事を続けながら転職活動をする
<メリット>
- 志望会社へのプラス印象
- 次の仕事へ適応が早い
- 収入の安定
<デメリット>
- 時間管理が必要になる
- 面接の日程調整が難しい
- 会社の目が気になる
仕事(就業中に)と両立しながら転職活動することは、仕事への計画性や意欲が採用担当者に評価されるでしょう。また、離職期間がなく働くことで収入の心配もなく、仕事モードのまま新しい職場でもすぐ適応することが出来ます。
しかし仕事をしながら転職活動することは、書類作成や自己PRに準備など時間に追われることになります。
そのため、転職活動にかかる時間管理がより必要です。
また会社に転職活動を知られたくない人にとっては、なんとなく落ち着かない日々が続くかもしれません。
仕事を辞めてから転職活動をする
<メリット>
- 転職活動に集中できる
- 自分と向き合える
<デメリット>
- 志望会社へのマイナス印象
- メンタル不調
- 収入が不安定
契約終了してから転職活動することにより、多くの会社へ応募が出来たり準備に十分時間をかけられます。
また、本当にやりたい仕事は何か?これから目指すことは?など自分と向き合える時間も出来ますね。
しかし転職活動が長引くと、応募先企業から仕事の意欲やスキルに不信感を抱かせてしまう可能性もあります。
もし不採用が続いてしまうと、落ち込みがちになり転職活動への気力が失せてしまうかもしれません。
また収入面においても、失業保険もすぐ給付されるわけではないので、生活費の準備が必要になります。
このように派遣社員から転職活動をする前に2つのことを決めてください!
活動期間は?
仕事と両立するのか?
よく考えて自分に合った方法を見つけてほしいです。