現在、私は50代の現役派遣社員として働いています。
派遣社員として働いている中で、年齢問題について考えることあります。
私自身、年齢の節目ごとに「派遣社員は何歳まで働けるのかなぁ?」「何歳まで仕事があるのかな?」と不安に思ったことがあるからです。。
今回は、派遣社員として仕事をしていると、
つきまとう「派遣社員の年齢制限」について書きました。
今年齢の節目にいて、今後仕事はあるのか不安になっている方や、これから派遣を始めようと思っている方に、このブログが参考になればうれしいです。
派遣社員の年齢制限はある?
派遣として働いていると、周囲の方から年齢に関する質問を受けることがよくあります。
「50歳過ぎても仕事あるの?」
「派遣社員の年齢制限はあるの?」という質問もが多いです。
結論からいうと派遣社員は年齢制限なく働くことができます
それは、雇用対策法により平成19年10月から事業主は採用の応募について年齢制限の禁止が義務化された影響が大きいと思われます。
ただし、実際には年齢を理由に不採用などの告知をされない限り、応募側からは「年齢が理由」で不採用なのかどうかは分かりません。
表向きは「年齢制限禁止」でも、やはり年齢が上がるほど社内選考が通らなかったり、お仕事がなかなか決まらないケースもあるのが現実だと思います。
しかし、派遣社員には「即戦力」が求められるため、経験値として年齢を活かすことができます。年齢が上がるにつれて、豊富な経験を積んできたことが、仕事をするにおいて大きな武器になります。
また、年齢よりもスキルや経験を重視している企業も多いのも事実だからです。
年齢にとらわれずに、自分のスキルや経験を活かして、新しい仕事にチャレンジしてほしいです。
40代になると仕事が減るって本当?
40代になると、仕事がすぐに決まらなくなったり、仕事が減ったかな?と「派遣の年齢制限」をなんとなく感じることが多くなるのは本当です。
でも、今の40代は仕事もバリバリこなすし見た目も若い!!
じゃなぜ40代になると仕事が減ってしまうのか・・
それは3つの理由があると考えます。
それぞれ解説します!
仕事が減る3つの理由
- 仕事を頼みにくいから
- 仕事の飲み込みが遅いから
- 社内年齢が若いから
1つ目は、「仕事を頼みにくいから」
派遣の仕事の中で、いわゆる雑用的な「頼まれ仕事」が多い職種の場合、頼む人の年齢が下 < 頼まれる人の年齢が上という状況だと、頼む人が「やりずらい・・」と派遣先企業から思われてしまう傾向があるからです。つまり、年上の派遣さんに頼みずらいってパターンです。
2つ目の理由は、「仕事の飲み込みが遅いから」
この理由に関しては、必ずしも適切ではありません。しかし、年齢を重ねると記憶力も落ち、視力も落ちてくるのも事実です。そのことで、パソコンや新しいシステムを覚えるに年齢が高い人はハンデがあるし、覚えるのが遅いと印象を与えてしまうからです。
3つ目の理由は、「社内年齢が若いから」
これは、派遣先企業の年齢構成、平均年齢が30代前半などの場合です。つまり、代表や上層部が若いから自分より年上を雇いたくないのでしょう。ベンチャーなど比較的新しい会社が多いですが、何年も見据えて会社を大きくしていこうと考えているところは、むしろ幅広い年齢構成にしようと考えて採用しています。
以上が、40代以降になると派遣の仕事が減ったと感じる3つの理由でした。
何歳まで仕事あるの?
40代になって仕事が減ったと感じるかもしれませんが、50代・60代以降も仕事がないというわけではありません。
何歳になっても仕事はあります!
もちろん、30代女性と比較すると、求人の数が減少し、職種が限定されることがあるかもしれません。
でも年齢を理由に仕事がないと思い込んでしまうと、自分自身の可能性を狭めてしまうことになります。年齢が高くなっても、「私には経験があり即戦力になる!」と自分自身に自信をもって、新しいことにチャレンジすることが大切です。
私が40代後半のとき、もう50代になったら仕事がないの?と息子みたいな20代の担当派遣営業に聞いたところ・・
「50代ですか?余裕で仕事ありますよ」と言われた言葉に救われたのでした。
今回は派遣の年齢制限について解説しました。
年齢を重ねても前向きにチャレンジしていくことは大切ですが、派遣の仕事を続けるには準備も必要です!
以下の記事では、派遣社員を続けるために、40代のうちには準備すべきことについて解説しています。
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