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派遣社員35-54歳が正社員目指すならハローワークも視野に!

派遣社員から正社員を目指す場合にはいくつか方法があります。

そのひとつに「ハローワーク」で仕事を探すこと!

でもハローワークで仕事を探すイメージって、仕事がなくなり失業保険を受給しているときだと思います。

でも仕事をしながらでもハローワークは利用出来るんですよ。

現在厚生労働省が行っているバブル崩壊後の1990~2000年代に就職活動をされた方を対象に就労支援を行っている事業です。

実際には専門窓口のある各市町村のハローワークにて、正社員の実現化に向けて様々な支援を行っています。

現在派遣社員などの非正規雇用で働いている方にとっては、就職活動の選択枠のひとつとしてハローワークでの「就職氷河期世代活躍支援」をご紹介します。

厚生労働省の就職氷河期世代活躍支援とは

派遣社員ハローワーク

厚生労働省の「就職氷河期世代活躍支援」とは・・

1990年代〜2000年代の雇用環境が厳しい時期に就職活動を行った世代を就職氷河期世代と呼び、希望する就職ができず

  • 不本意ながら不安定な仕事に就いている
  • 無業の状態にある
  • 社会参加に向けた支援を必要とする

など、様々な課題に直面している方が多数います。

厚生労働省:氷河期世代支援について

 

このようにハローワークが就職氷河期世代に向けて就労支援を行っています。

※就職氷河期世代とは
概ね35歳~54歳までを対象としています

具体的にはハローワークの専門窓口にて、職業訓練の提供や資格取得支援なども行い正社員としての就職をバックアップしています。

 

専用窓口の利用対象の方

次のいずれにも当てはまる方が就職氷河期世代専門窓口の利用対象

  • 概ね35歳~54歳の方
  • 正社員での就職を希望する方
  • これまで安定した就労経験が少ない方

⇒窓口一覧はこちら

現在40代50代の派遣社員のなかには、就職氷河期世代により不本意ながら派遣社員(非正規雇用)として働いてこられた方も多いと思います。

派遣社員の経験が長くなるにつれて、なかなか正社員になれるチャンスは恵まれません。

そのため、このような支援に正社員を目指すのも方法のひとつです。

ハローワーク就職氷河期世代就労支援3つのメリット

派遣社員ハローワーク

この就職氷河期世代就労支援が40代50代の派遣社員にとって、どんなメリットがあるのか?を考えてみました。

  1. 求人数が豊富
  2. 厚生労働省が管轄
  3. 専用窓口の無料サポート

それぞれ解説します!

求人数が豊富

ハローワークは求人数が豊富なのが強みです。

求人サイトでは見つからない優良企業も多く掲載されているのが魅力です。

また未経験可能の求人には、ハロートレーニング(職業訓練)も合わせて利用することで、スキルを習得することも可能です。

ただしハローワークは無料で求人を出せるので、求人数が多い分ピンからキリまであるというのも事実です。

厚生労働省が管轄

就職氷河期世代就労支援は厚生労働省の管轄により、ハローワークにて実際の支援を行っています。

つまり国の事業の1つです。

そのため就職氷河期世代の方へ就労支援も国として力を入れているからです。

また事業主側にとっても助成金がでるなどメリットも多く、就職氷河期世代の採用枠も多いと思います。

※令和2年度約9.2万人就職決定(ハローワーク就職支援)

専門窓口の無料サポート

ハローワークの就職氷河期世代専門窓口では、就職にむけて様々なサポートが無料で受けることができます。

  • 専門担当者がサポート
  • 応募書類の作成支援の面接指導
  • 就職氷河期世代に向けセミナー実施
  • 求職者にあった求人を紹介
  • 就職後の定着支援もサポート

1番のポイントは専任担当者が応募書類の作成から就職後の支援サポートしてくれること!

まず就職活動で最初につまずくのが履歴書や職務履歴書の「応募書類」です。

特に派遣社員で何社も仕事を経験していると、どのように職務経歴を書けばいいのか?自分の仕事の強みは?・・など迷うことがあります。

そんなときにアドバイスしてくれる方がいることで、就職活動も挫折することなく出来る思います。

またハローワークの専門窓口転職エージェントのような利益重視ではないので、自分に合っていない仕事を紹介することはなくて安心できると言えます。

いかがでしたか?

今回はハローワークの就職氷河期世代就労支援についてご紹介しました。

正社員を目指している方、転職活動を考えている方に参考になれば幸いです。

 

厚生労働省の就職氷河期世代支援