3月31日の年度末が社会に於いてあらゆる区切りとなります。
派遣社員も3月31日に契約終了になる方も多いと思います。
なかでも社会保険や有休休暇を継続させるためにも、4月スタートのお仕事を探すことになります。
でも40代以降になったら4月スタートは出来るだけ避けたほうが良いと思う、個人的な経験から解説します。
4月スタートは避けるべき2つのワケ
なぜ40代を過ぎたら4月スタートの仕事を避けたほうが良いと思うか?
それは2つの理由があるからです。
- 競争率が高いから
- 新入社員と関わるから
それぞれ解説します!
競争率が高いから
3月4月は異動の季節、派遣社員も契約終了や契約スタートが多い時期ですね。
そのため派遣会社の仕事の案件数は多くなりますが、同時に競争率も上がることになります。
3月が契約終了になることが、かなり前から分かっている方にとっては、次の仕事探しへの準備も余裕をもって出来るでしょう。
しかし契約更新するつもりだったのに契約切れになった方や、更新するか?更新しないか?迷っていて「更新しない」と決断した方にとっては、おそらく契約終了の1ヵ月前ギリギリのタイミングでの「契約終了確定」ではないでしょうか?
その場合4月スタートの仕事探しも遅くなってしまいます。
特に大手派遣会社の4月スタートの案件数は通常月の数と比べると10倍以上はあると思います。でも同時に10倍の派遣社員が仕事を探し、正社員だった方が派遣になるという新規参入もあるからです。
条件の良い案件にはもの凄い数のエントリーが殺到します。
その中から、まず社内選考に進むには直近で同様の仕事の経験がある方が選ばれます。
そしてクライアントの案件によって社内人数が絞られてきます。
こうした選考の過程で必ず年齢がネックになり落とされてしまう可能性が、4月案件には多く発生します。
4月スタート案件の競争率の高さから、40代を過ぎた派遣社員が年齢だけで選考から外れてしまう理由があるからです。
新入社員と関わるから
次の理由は「新入社員と関わる」からです。
新入社員といえば4月入社、フレッシュで目がキラキラ!皆さんの注目の的です。
そんな中に中年の派遣社員が交ざっていたらどう思われるでしょうか?
・・想像がつくと思います。
新入社員の不慣れながらに一生懸命な挨拶は、先輩社員の方々は目をハート
にして見守っています。その次に派遣社員の短い挨拶、自分がキツイに決まってます。。
人にどう思われようと構わない私でも、場違い感いっぱいの気持ちになった経験が何度かあります。
実際には多くの企業では、新入社員はすぐに研修に入るため職場にすぐ配属されることはありません。
しかし中小企業などでは、研修と同時並行で業務を教える企業もあります。
そうすると、社内研修・歓迎会などやたら新入社員と行動をともにすることになります。
その会社の正社員なら先輩として話すこともあるでしょうが、派遣社員の場合どの立場で娘や息子みたいな新入社員に話をすればいいのか迷います。そんな余計なストレスを感じるかもしれないからです。
以上の2つの理由から
40代を過ぎた派遣社員には4月スタートのお仕事をすすめません。
何月スタートがベストか?
40代を過ぎたら4月スタートの仕事は避けるべき!と解説しましたが・・
じゃ一体何月にスタートするのがベストなのか?を考えました。
※3月決算の企業を対象に解説してます
まず、12月・1月スタートは年末年始で案件が動きずらい
4月・10月スタートは競争率が高いため避けるべき
5月・8月・9月スタートはGWや夏休みで選考が進みにくい
6月・7月スタートは人事異動の季節で案件が進みにくい
そうすると残るのは、2月・3月・11月
このずらした時期のスタートで探していけば、競争率も年齢も気にせずに仕事探しが出来ると思います。
そして派遣歴20年以上の経験から管理人マコが選ぶもっともベストはスタート月は?
3月です!
3月は意外と案件が多いですよ。
4月の年度初めに正社員が入社してくる前に、1ヵ月先行で就業することはメンタル的に非常に優位です。
個人的におすすめですよ。
もし3月末が契約終了なら2月に前倒しで終了しても価値ありと思います。
いかがでしたか?
今回は40代以上の方は4月スタートは避けるべきについて解説しました。
参考になれば幸いです。