これから派遣で働こうとしている人にとって、
1番気になるのは給与のことだと思います。
派遣社員っていくらもらえるの？
手取りはいくらになるの？
そんな疑問に少しでもお役に立てればとの思いから・・
今回は「ハケンスタイル」管理人マコの給与明細を大公開します。
がっかりさせてしまうかもしれません。。
給与明細公開
早速私の2ヶ月分の給与明細を掲載しました。
1年の中で1番勤務数が少ない2月、勤務数が多い3月の分を比較として掲載しました。
- 職種：事務全般
- 時給：1800円
- 実働時間：7時間30分
※百円未満切り捨て記載
※赤字は控除額
※遅刻早退・残業発生しています
| 対象月 | ２月 | ３月 |
| 勤務日数 | 18日 | 23日 |
| 額面金額 | 235,900 | 307,500 |
| 健康保険 | 10,700 | 10,700 |
| 厚生年金 | 25,600 | 25,600 |
| 雇用保険 | 700 | 900 |
| 介護保険 | 2,600 | 2,800 |
| 所得税 | 4,600 | 7,100 |
| 通勤手当 | 20,000 | 20,000 |
| 手取り金額 | 211,700円 | 280,400円 |
改めて見ると、2月と3月では勤務日数が5日も違うため給与の差がありますね。
通勤手当（20,000円）を差し引くと、2月分の手取り金額は20万円以下になってしまうのは厳しいなぁと思うのが本音です。
そのため派遣社員にとって勤務日数は重要！
派遣社員の勤務日数
2021年の土日祝日以外の月別の勤務日数です。
1年間の平均勤務日数：20日
| 1月 | 19日 |
| 2月 | 18日 |
| 3月 | 23日 |
| 4月 | 21日 |
| 5月 | 18日 |
| 6月 | 22日 |
| 7月 | 20日 |
| 8月 | 21日 |
| 9月 | 20日 |
| 10月 | 21日 |
| 11月 | 20日 |
| 12月 | 21日 |
派遣社員の給与の特徴は、時給ベースのため勤務日数で給与が変動することです。
そのため勤務日数が少ない月の手取り金額で、生活費を考えることをおススメします。
派遣社員の給料手取りはいくら？
と私が聞かれたら、時給にもよりますが「20万から30万の間」と答えると思います。
派遣社員の年収
派遣社員の時給￥1300～￥2000 迄の日給・月収・年収別に表にまとめました。
※月収は平均勤務数20日間で計算しています
| 時給 | 実動時間 | 日給 | 月収 | 年収 |
| 2000 | 8 | 16,000 | 320,000 | 3,840,000 |
| 2000 | 7 | 14,000 | 280,000 | 3,360,000 |
| 1900 | 8 | 15,200 | 304,000 | 3,648,000 |
| 1900 | 7 | 13,300 | 266,000 | 3,192,000 |
| 1800 | 8 | 14,400 | 288,000 | 3,456,000 |
| 1800 | 7 | 12,600 | 252,000 | 3,024,000 |
| 1700 | 8 | 13,600 | 272,000 | 3,264,000 |
| 1700 | 7 | 11,900 | 238,000 | 2,856,000 |
| 1600 | 8 | 12,800 | 256,000 | 3,072,000 |
| 1600 | 7 | 11,200 | 224,000 | 2,688,000 |
| 1500 | 8 | 12,000 | 240,000 | 2,880,000 |
| 1500 | 7 | 10,500 | 210,000 | 2,520,000 |
| 1400 | 8 | 11,200 | 224,000 | 2,688,000 |
| 1400 | 7 | 9,800 | 196,000 | 2,352,000 |
| 1300 | 8 | 10,400 | 208,000 | 2,496,000 |
| 1300 | 7 | 9,100 | 182,000 | 2,184,000 |
時給が良くても、労働時間が1時間違うと年収にかなり差が出てくるのがわかります。
派遣会社のマージン率は？
派遣社員の給与や年収の実態が少しわかっていただけたと思いますが、では今度は派遣会社はどのくらいのマージンを取っているの？という疑問に答えます。
画像：日本人材派遣協会
一般社団法人日本人材派遣協会が発表している集計によると、派遣会社のマージン率は約30％になっています。
現在は各派遣会社のホームページにて「マージン率」が公開されているので、気になる派遣会社がある方は調べてから登録を検討するのも良い方法だと思います。
いかがでしょうか？
今回は現役50代派遣社員の給与の現実をお伝えしました。
思ったより少なっ！
意外ともらってるなぁ
などなど・・様々な感想があると思いますが参考になれば嬉しいです。
