派遣社員として働いていると、定期的に派遣会社の担当営業さんとのフォロー面談があります。
この「フォロー面談」は、派遣社員にとっては大切な時間でもあります。
しかし、営業さんに気を許しすぎて色んなことを話していませんか?
そんな派遣社員は注意が必要ですよ!
今回は派遣会社とのフォロー面談でも注意点を、派遣社員歴20年を超えるブログ管理人マコが経験談から解説します。
就業中のフォロー面談のメリット
派遣先での仕事が始まると、担当営業さんが定期的に訪問して面談してくれます。
面談では、仕事のヒアリングや職場での相談ごと、就業先への要望、時給交渉、プライベートな雑談等々・・多岐にわたります。
このフォロー面談は、就業先でのトラブルや相談ごとを抱えている派遣社員にとっては、見方である営業さんが親身になって話を聞いてくれる貴重な面談です。
逆に何の問題もない派遣社員や、営業さんとの相性が悪いひとにとっては煩わしい面談ともいえますね。
フォロー面談の頻度は、派遣会社や担当者によって異なりますが、月1回から3ヶ月に1回程度の方が多いのでは?と思います。
ちなみに私は3ヶ月に1回、契約更新のタイミングでフォロー面談があります。
新型コロナウイルス感染症の影響から、就業先への面談は訪問を控えて電話やメールでフォロー対応している派遣会社も多いです。
またオンラインでフォロー面談を行っている派遣会社もあるようです。
フォロー面談は定期的に訪問してくれることにより、気軽に相談できるので職場でのトラブルやストレスから未然に防ぐことが出来ます。
取り留めのないことでも、営業さんに話を聞いてもらえて、共感してくれるだけでもスッキリすることもありますよね。
この就業中のフォロー面談のシステムは、派遣社員として働くメリットのひとつであると言えます。派遣会社選びのなかで、派遣社員に対するサポート体制は重要です。
就業中のフォロー面談て気をつけるべき2点
派遣社員と営業さんとのフォロー面談には「守秘義務契約」を結んでいない!ということを自覚しなければなりません。
つまり、フォロー面談で話した内容は秘密ではないということ。
もちろん職業倫理上ペラペラ話すことはないと信じたいのですが・・
ここでは就業中のフォロー面談で気を付けるべき2点を解説します。
- 伝えて困ることは明確に示すこと
- プライベートな会話も油断しないこと
伝えて困ることは明確に示すこと
就業先での仕事の不満やトラブルを抱えている方は、フォロー面談の時に一気に営業さんに話してしまうもの。
その際に、仕事が出来る営業さんなら話の要点を整理して、どこまで就業先に伝えていいのか?を必ず確認するはずです。
しかし、派遣社員が言ったことを確認もせずに、丸ごと就業先担当者に伝える営業さんもいます。
そのため、就業先に伝える内容を確認しない営業さんには、派遣社員が明確に伝える必要があります。
<具体的例>
- 今話した内容は愚痴レベルなので先方には話さないでください
- 今話した内容の中で○○と△△に関しては先方に伝えてください
常識的に考えて、普通伝えないだろう・・と思っている方も多いと思います。
しかし、常識レベルは個人差があり目に見えません。
ちょっと信じがたい営業さんもいることも事実です。そのため就業先担当者に伝えて困ることは必ず明確に営業さんに話してください。
プライベートな会話も油断しないこと
フォロー面談の際には、プライベートは話をすることもあります。
例えば、結婚・家族のこと・病気・趣味・旅行の予定など・・
仕事のヒアリングの延長で雑談に発展していくうちに、営業さんとも打ち解けたりするものです。
しかし、その雑談内容も就業先担当者に伝わってイヤなことは、営業さんには話さない方がベストです。
営業さんも就業先担当者と派遣社員について話をする際に、派遣社員とのフォロー面談での内容を雑談のなかで話をすることがあるからです。
プラスに捉えるなら「○○さんはこんな面もあるんですよ~」など、コミュニケーションを取るため。
マイナスな例としては、イヤな就業先担当者が「○○さんギターが趣味なんだって!」と話しかけられること。
いかがでしたか?
今回はフォロー面談での注意点を派遣社員歴20年の経験から語りました。
ぜひ参考にしてください!