派遣先で、えっ?
まだこんな事やってるの?など・・
会社の社風や仕事のやり方に戸惑ったことはありませんか?
今回は派遣先企業で最近びっくりしたことを愚痴ります。
共感してもらえたらうれしいです。
派遣先で会った伝統を守る女性社員とは
このブログの管理人である私は、某企業にて事務の仕事をしています。
ある日他部署の正社員A子さん(50代女性)が1ヵ月ちかく休暇を取るため、仕事の一部を引き受けることになりました。
仕事内容は毎週月曜日に「営業成績一覧表」を作成すること。
既にあるExcelファイルを完成させるだけの仕事のハズでした。。
ファイルの保存場所、回覧方法などを教えてもらったあと「営業成績一覧表」の作成方法をA子さんに説明してもらいました。
<無駄な作成手順>
- 専用システムから営業成績一覧表を印刷
- Excelファイルの営業成績一覧表を印刷(ブランクの表)
- ①の表からの数字を②の表に手書きで書く
- 手書きで書いた③の表を電卓で計算(約300人分)
- 手書きで書いて電卓で計算した表④をExcelファイルに入力する
なぜ手書き?なぜ電卓?
えっ!!300も電卓叩くの?

なぜかエクセルの基本機能「計算」を使用させてくれないのです。
愕然としましたが、一通りA子さんの説明を聞いたあとに、いくつかの質問をぶつけました。
- システムの営業成績一覧表ではダメなの?
- Excelになぜ直接入力しないの?
- CSVファイルも取り込める
- コピペしたほうが早い
そんな問いかけに、A子さん放ったひと言。
「30年間ずっと同じやり方なんです!!」←ちょい逆切れ
そう、A子さんは勤続30年入社以来ずっとこの仕事に携わっていたのでした。
……分かりました。。
なんかそれ以上言えなかった。
きっとプライドをもってやっていた仕事を派遣社員に指摘されて面白くなかっただろうし・・
たとえ無駄非効率な作業でも、30年の伝統をしっかりお守りしている方なんだなぁ。。
こんな昭和のままな人、たまーに派遣先で遭遇してしまう。
A子さんと同世代の私としては微妙な気持ちです。。。
社内の良い伝統は継承すべきだと思うけど、仕事に関しては常にアップデートは必要だと思いました。
<後日談として>
昭和の「営業成績一覧表」は、A子さんがお休みの間はこっそりExcelを活用しました!
でも証拠は残さずに。。