派遣先でお茶出し頼まれたことありますか?
お茶お願い!コーヒー買ってきて!など・・
それって派遣の仕事でしょうか??
派遣歴20年の管理人マコも過去何度も経験したお茶出しとの葛藤・・
この記事では「お茶出し・コーヒー買い」に抵抗がある方に、
お茶出しは派遣の仕事なの?
お茶出し頼まれたら断れるの?
業務内容と違う仕事の断り方など、モヤモヤした気持ち解説していきます。
なぜ派遣社員はお茶出しを頼まれるの?
来客にお茶を出す企業は、派遣社員がお茶くみやコーヒーを買いに頼まれることがあります。
それって3つの理由があると考えます。
- 派遣社員を雑用係だと思っている
- 部署の中で一番序列が下だと思っている
- 社員に頼みづらいから
この3つの理由の共通点は、派遣社員を少なからず見下していること。
派遣には雑用頼める!と思っている企業や社員が存在していることは事実です。
本来派遣社員は、外部企業(派遣会社)から来て一緒に働いている存在です。
そのため、外部の派遣社員に、簡単にお茶出しを頼まないでいただきたい。
お茶出し、コーヒー淹れは、まず内部の正社員がやるべきだと思います。
※あくまでも個人的な意見です
お茶出しを頼まれたら断ってもいい?
もし、派遣先でお茶出しの仕事を頼まれたら、断れない場合と断ってもいい場合があります。
この2つの場合をそれぞれ解説していきます。
断れない場合
<お茶出し断れない場合>
- 募集要項に「お茶出し」あり記載
- 面接の時に「お茶出し」ありと説明
①の場合、仕事の募集要項に「お茶出し」などの雑用業務があると記載があれば、その仕事を承知の上で応募したことになります。
そのため、お茶出しは仕事の一部であるため断れないと思います。
②の場合、職場見学や面接の際に、お茶出しやコーヒーを買いに行く業務内容があると説明されていれば、承知の上仕事を引き受けたことになります。
①と同じように断ることは難しいと思います。
断れる場合
<お茶出しを断れる場合>
- 面接の時に「お茶出し」業務があると説明がなく、契約書にも記載がない
- 面接の時に「お茶出し」業務があると説明がなく、契約書に「その他庶務業務」の記載がある
①の場合には、無条件でお茶出しは断れます。業務範囲外の仕事になるので、お茶出しをすれば契約違反にあたる可能性があります。
「お茶出し業務があるとは聞いていません」
「このような業務契約はしていません」
「これは業務外の仕事にあたります」等と断ってみてください。
②のような場合は、派遣社員と企業の間で業務内容の認識が異なります。
派遣社員は、面談でお茶出しがあるとは聞いてないので、そのつもりで仕事を受けます。
しかし、派遣先企業はお茶出しを頼むことがあるから「その他庶務業務」を契約事項に加えます。
でも、その他庶務業務に明確な業務内容を事前に聞かせれていなければ、やる必要がないと思います。
そのため、自分の仕事ではないと思ったら断ってもいいです。
ただし、②のパターンの場合は、企業によって以下ように対応が異なります。
- 今後はお茶出しは頼まれない
- お茶出しをやることになる
業務範囲外の仕事だったと理解してくれれば、大抵の企業はお茶出しのような仕事は、今後やらせないと理解してくれます。
しかし中には難色を示す企業もあります。
実際の業務交渉は派遣営業さんにお願いするのですが、最終的にはお茶出し業務をやらなければならないことも多々あります。
お茶出しの断り方や注意点
では、実際に派遣先で「お茶出し・コーヒー買い」業務を頼まれた場合、どのように断ればいいのか解説します。
- 頼まれたらその場で断る
- 一度業務はやるがすぐ断る
- 一度業務はやるが担当営業に相談する
①の場合は、最初が肝心!頼まれたら即断りましょう。
<例:断り方>
- 申し訳ないのですが、私の業務外の仕事なので出来かねます
- 申し訳ないのですが、契約外の業務なので出来かねます
②場合、最初はびっくりして断れずに「お茶出し」をやるでしょう。しかしその日のうちに断りましょう。
<例:断り方>
- 先程はコーヒーを買いに行きましたが、契約外の業務なので今後は出来かねます。
- 先程はお茶出しを引き受けましたが、私の業務外の仕事なので今後は出来ません
③場合②と同様、最初はびっくりして断れずに「お茶出し」をやるでしょう。しかしその日のうちに担当営業に連絡し相談しましょう。
<例:相談例>
- お茶出しを頼まれました。今日はやりましたが、業務範囲外の仕事だと伝えてください。
- コーヒー出しを頼まれましが、業務内容と違います、今後はやらないよう伝えてください。
派遣社員をしていると、コレって業務内容とちがうけど!?
しばしば業務範囲に悩まされることが出てきます。
私も過去に業務内容の交渉が決裂して、泣く泣くお茶出しをやることになった経験がありました。
ずっとモヤモヤを抱えて業務範囲外の仕事をしているなら、一度営業さんに相談してみることをおすすめします。
参考になれば幸いです。